大会レポート | とーしん | JCS2019



今回はとーしんさんからJCSのレポート記事をラッシュメディアにいただきました。

はじめに


JCSお疲れさまでした。とーしんです。
今回の記事ではJCSの対戦レポートを書いていきたいと思います。
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メタゲーム予想


今回のJCSのメタゲームでは、上位に《レシラム&リザードンGX》《ゾロアークGX》が上がってくると考えていました。
特に《レシラム&リザードンGX》のデッキに関して《ミュウツー&ミュウGX》がカードプールに入ってきたことから、単に水ポケモンで弱点をつくといった対策では対応できなくなり別のアプローチが必要になりました。
そこで《レシラム&リザードンGX》が攻撃する時にはエネルギーがたくさんついていることから、《サーナイトGX》に着目しました。

サーナイトGXの打点について


《サーナイトGX》はフレアストライクを使った《レシラム&リザードンGX》に対して《基本フェアリーエネルギー》《トリプル加速エネルギー》《こだわりハチマキ》のインフィニットフォースで270ダメージを出すことができ、《レシラム&リザードンGX》を1撃できぜつさせることができます。
これは別の捉え方をすると《ラルトス》が1枚、前のターンに置いてあるだけで、パーツをそろえることで《レシラム&リザードンGX》をきぜつさせることができるということです。
さらに《ダブル無色エネルギー》をつけた《ゾロアークGX》に対しても同様のことが言え、《基本フェアリーエネルギー》《トリプル加速エネルギー》《こだわりハチマキ》のインフィニットフォースで210ダメージをあたえ、《ゾロアークGX》をきぜつさせることができます。
加えて悪抵抗を持っていることで《ゾロアークGX》に有利に戦えることも考えられます。


補佐役の選択


《サーナイトGX》がメタゲーム上、優位に動けそうなことは確かですが《サーナイトGX》はやはり2進化ポケモンなので、場を作るために何かしらの補佐役のポケモンが必要になります。
今回はメジャーな選択として《アローラキュウコンGX》を選択しました。《プレシャスボール》の登場によって、ふしぎなみちびきからコストを支払うことなく《サーナイトGX》に進化することができるようになりました。
そして継続的に《サーナイトGX》を立てるために《ペルシアンGX》を採用してデッキの大枠が完成しました。
今回使用したデッキの《サーナイトGX》《アローラキュウコンGX》《ペルシアンGX》になります。

当日のマッチアップ


1戦目 炎軸《ミュウツー&ミュウGX》 3‐6 負け

こちらは《カプ・テテフGX》から《ウツギ博士のレクチャー》とまずまずのたちあがり。相手は1ターン目にベンチの《ミュウツー&ミュウGX》《カキ》から始まりました。
2ターン目、手札に《ふしぎなアメ》《サーナイトGX》《トリプル加速エネルギー》《シロナ》とあって、若干迷いつつ向こうの次のターンの行動が《グズマ》と考えそのまま番を終わると、返しの相手のサポートアクションが《シロナ》でバトル場のポケモンが逃げれず、番が返ってきました。
”ここで大きなミスをしてしまいます”
デッキトップが《プレシャスボール》だったので、《アローラキュウコンGX》からふしぎなみちびきで《ラルトス》を2体《サーナイトGX》にして《シロナ》をつかって番を返しました。
このターンに《サーナイトGX》に乗って番を返すのであれば、前のターンにその行動をするべきです。前のターンに相手が動くのを待つと決めたのであれば、このターンも待つべきです。どっちつかずの一番よくないプレイルートを選んでしまいました。
返しに《サーナイトGX》をダブルブレイズで倒されてしまい、その返しに《基本フェアリーエネルギー》が引けずもう一匹《サーナイトGX》を落とされてしまいます。
幸い相手側のベンチが《グズマ》をプレイしている都合から準備できていなかったので可能性を作ることはできましたが、《リセットスタンプ》+デッキトップの3枚で《デデンネGX》《マーシャドー》から《巨大なカマド》《溶接工》《こだわりハチマキ》を揃えられて負けてしまいました。
ゲームの序盤のミスなので、進化していなかったら勝てていたのかどうかはまた別の話ですが、あの場面で進化して番を返すのはよくないプレイでした。



配信卓での対戦でした。
(https://www.youtube.com/watch?v=gqDrt3zdiTs)2:22:50~
※【ポケモン公式youtubeチャンネル】「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2019」 カードゲーム部門(1日目)から引用)

相手の先行1ターン目が《ポケギア3.0》でグズマを手札に加えてからの《溶接工》でスタート。
こちらは後攻で《ウツギ博士のレクチャー》が使えず、《ラルトス》の出せない悪めの立ち上がり。
次の対戦相手のサポートアクションを《グズマ》にしたかったので《カプ・テテフGX》にカードを使い倒してもらう。
返しの番で《ペルシアンGX》のスラッシュバックGXで《レシラム&リザードンGX》を削り2ターンで1体目を倒すプランに。
《リセットスタンプ》から対戦相手のベンチが育たなかったので《サーナイトGX》2体立てて、倒されたら返しで倒せる状態をつくって勝利しました。



しっかり集中できていなかったのか、この試合はよく覚えていません。
途中でベンチの《ペルシアンGX》を倒しに行くべきところでバトル場の《くろおび》《ダブル無色エネルギー》のついた《ルガルガンGX》を倒してしまったこと、
そもそもその前のターンに自分のベンチの進化しなくていい《ニャース(SM10)》《ペルシアンGX》に進化してしまったことが敗因であると記憶しています。
そういったゲーム中盤のミスから終盤《リセットスタンプ》で逆転されて負けました。
4戦目 《レシラム&リザードンGX》 3‐2 勝ち

相手側が先行1ターン目に《カキ》を使い、こちらが後攻1ターン目に《ウツギ博士のレクチャー》
先行2ターン目にフレアストライクで前の《デデンネGX》が倒され相手のベンチがいなかったため、その《レシラム&リザードンGX》を倒して勝利。

相手側のメインポケモンである《ガブリアス&ギラティナGX》は簡単に倒せるマッチアップなため、《ギラティナ》と戦う試合展開になります。
先に相手の《ジラーチ》を倒し、サイドを先行するスタート。《ギラティナ》とサイドレースを進めていく試合展開になっていきましたが、
途中で《グレートポーション》の回復と相手側が1ターン攻撃することができなかった分で勝利しました。

6戦目 負け 7戦目 勝ち

シニアの友人の結果発表をボーダーラインで待っていたことで、
なぜ負けてしまったかなど思い出せません、すいません。
何かのきっかけで思い出したときに追記させていただければと思います。

かなり有利なマッチアップでしたが、序盤に何もできずに3ターンくらい渡してしまい3-6くらいからスタート。
9回戦なので1戦はやはりこういった事故が発生する時があります。
3‐6のタイミングで前の《モクロー&アローラナッシーGX》を倒しに行くところで《基本フェアリーエネルギー》が引けず、1‐6になる。
リセットスタンプから逆転を狙うも1ターン番が返ってきた後、手札の《ハイパーボール》から《グズマ》にアクセスされ敗北。
後1ターン帰ってくれば勝ちという勝負だっただけに、途中の《基本フェアリーエネルギー》を引けなかったことが残念でした。


9戦目 《ヤドン&コダックGX》 4‐6 負け

ポイントが入る目がほぼなくなったので気楽に対戦やなぁと考えていたら、5勝で《ジラーチ》のプロモカードが手に入るらしく気合を入れなおして対戦に臨みました。
対戦が始まると相手のバトル場には《ヤドン&コダックGX》が。事前の練習でかなり不利なことがわかっていたので、ベンチで《ヤドン&コダックGX》を1撃できぜつさせることのできる《サーナイトGX》を作っていく方針に。
ただ序盤の立ち上がりが悪く、《ワンダーラビリンス◇》で何とか保っているというだけの状態に。
ゲームが結局長引いてしまい、ぽいぽいスプラッシュ230ダメージを2回使われて負けてしまいました。

まとめ


今回のJCS結果はあまり芳しくありませんでしたが、デッキ選択という面では間違っていなかったかなと思います。
もし、もう一度あの日のJCSに出ることができるとしても同じデッキを使ったでしょう。
ポニータ石井さんが、調べた上位64デッキの割合によると《レシラム&リザードンGX》《ゾロアークGX》でおよそ半分を占めていたそうなので、メタゲームの予想にもそこまでずれもなかったように思えます。
しかし、PJCSの結果は結果です。自分は敗北者です。世界大会にはまた一から挑戦者としてしっかり練習を積んで臨みたいと思います。
ではまた。
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