Haru選手のWCS2025参加レポート!



こんにちは、Haruことミワハルキです。

本日は「ポケモンワールドチャンピオンシップス2025」の参加レポートになります。
拙い文章かとは思いますがご一読いただけますと幸いです。

使用デッキ〜【タケルライコオーガポン】〜

デッキコード:Vb51kk-j8UT6d-vfF5kk

使用したデッキは宝石型の【タケルライコオーガポン】になります。

《スピンロトム》の「ファンコール」から、《メタモン》の「へんしんスタート」、《ヨルノズク》の「ほうせきさがし」と繋げることができ、初動の安定感が高いのが魅力で、《タケルライコ》の「らくらいあらし」によるベンチ狙撃、《ジャッジマン》による序盤の手札干渉などによって相手に満足な動きをさせず、終盤は《タケルライコex》の「きょくらいごう」の大ダメージで押し切ることを狙っていきます。

なぜ「宝石型」を選択したか


ホーホーヨルノズク

「ほうせきさがし」《ホーホー》《ヨルノズク》の進化ラインを不採用とする形もPJCS2025以降に流行しています。

アカマツ
《アカマツ》を多めに採用することで、後攻1ターン目の攻撃成功率が高くなっており、《シークレットボックス》《ワザマシン エヴォリューション》などで再現性を高めている進化系統のデッキに対して、サイドを2枚先行するところから試合を始めて、序盤を有利に進めやすいつくりになっています。

少し細かい部分になりますが、《スピンロトム》《ホーホー》《ヨルノズク》といったHPの低いポケモンたちを場に出さないことで、【マリィのオーロンゲ】、【カースドボム型ドラパルト】といったデッキタイプに隙を見せづらいことも魅力の一つです。

今回「宝石型」を使用したのにはいくつかの理由がありますが、【サーフゴー】が環境に多く存在しており、【サーフゴー】に対して

・サイド1(非ex)のポケモンから攻撃を開始する

・《ジャッジマン》で相手の行動を制限する(要不要は場合による)

・《ゲノセクトex》や《キチキギスex》が場に出た場合にきちんとサイド2から取り始めて咎める動きをする


といったことの優先度が高く、
自由の効きづらい「宝石無し」の型だと序盤で勝負が決まる【サーフゴー】とのマッチアップが若干不利に傾いてしまうように思われました。

ゼロの大空洞
また、先述した《スピンロトム》《ヨルノズク》《ホーホー》といった低HPのポケモンが出てしまう点についても、《ゼロの大空洞》をトラッシュすることによって場からポケモンをトラッシュする動きが可能で、上手くプレイすることで大きな問題にならないと考えました。

フトゥー博士のシナリオ
《ゼロの大空洞》のトラッシュギミックの利用や《フトゥー博士のシナリオ》の採用によって場からexを消すような動きも可能であり、【サーフゴー】などのデッキに対して、

・サイド1のポケモンだけで場を固めて攻撃する

・サイド2を先に取られてもどこかでサイド1を取らせる展開を作って逆転する


といったことができ、動きが柔軟です。

その他の候補デッキ

【サーナイトex】


サーナイトex

直前までNAICの準優勝デッキ(今回のWCS優勝者が使用&作成)から調整して持ち込もうと考えていましたが、「多くの対面に1ターン「《サーナイトex》が引けない」「エヴォリューションが使えずアメにも繋がらない」「《マシマシラ》にエネルギーがつかない」などテンポロスをした場合のリカバリーが重く、実際にBO3の大会に出ても良い勝率は出ませんでした。

ただ、日本と異なり本番は【リザードン】が大きく数を減らしていたので、もしかしたら立ち位置がよく勝てるデッキだったのかもしれません。

【Nのゾロアークex】


Nのゾロアークex

【サーフゴー】【ドラパルト】【サーナイト】がシェアトップ3になることはある程度共通認識となっており、それらに対して戦えるデッキとして注目していたデッキタイプです。

自分は《Nのヒヒダルマ》の進化ラインを2-2で採用しないと立ち位置が厳しい」という思考から抜け出せず、結果どうしてもデッキの安定感が担保できずに期待される勝率が【タケルライコオーガポン】を上回らないなという結論になっていました。

「ねんきんコロニー」の《リククラゲ》《オーガポン いしずえのめんex》」といったメタカードの採用はある程度海外の上位勢の中では共通認識になっていたようなので、この辺りとつながりを持てていないことも、多くある自分の弱さの一つなのかなと感じさせられました。

とはいえデッキ選択自体に大きな後悔はなかったです。

当日の環境


サーフゴーex

【サーフゴー】に大きくメタが偏りました。
Day1→Day2でも【サーフゴー】の割合が増えており、世界大会ではDay1→Day2でのデッキ変更ができないので、勝率も高かったことが伺えます。

【ドラパルト】については多少割合が減るもほぼステイ、【タケルライコ】は若干増加し勝率好調、【サーナイト】、【ブイズバレット】といったデッキはDay2に向けてシェアを落とす結果となっていました。

【タケルライコ】についてはDay1の抜け率もよく、Day2では不利対面となる【サーナイト】や若干不利対面とされる【ブイズバレット】が減少して、抜けた場合の景色も良いデッキとしてある程度間違いでなかったのかなと考えています。

使用デッキへの所感


ミュウexボスの指令

直前の練習でアドバイスをもらい《ミュウex》入りの構築に一度はシフトしたのですが、《オーガポン みどりのめんex》を減らすアプローチに不安を覚え不採用に戻しました。
《ボスの指令》の2枚目についてはアドバイス通り採用して本番を迎えましたが、1枚でも足りたなという感覚ではありました。

調整デッキリスト



サーニーゴ(シマダダイチ)選手との対戦動画にて使用した上記の形が慣れている構築だったので、こちらにしてもよかったかなとは思っています。
ただ微妙な調整でそこまで大きく結果は変わらなかったと思いますし、あまり意味のないたらればかなと捉えています。

結果


4勝3敗1分 13pt Day1落ち

振り返ってみるとあまり冷静にプレイできていなかった気もしますが、択の噛み合いの部分が大きく、結局これくらいの戦績に落ち着いたのかなという感じもしました。
1戦目のvs【オーロンゲ】と、4戦目のvs【ブイズバレット】、6戦目のvs【ドラパルト】はやや不幸よりな展開だったかなとは思いますが、【サーナイト】に当たってない時点で幸運とも言えるのでトントンかなと。

以下マッチアップです。

(ゲーム単位の勝敗分をWL-、マッチ単位の勝敗分を⭕️❌Tieで表記)

vs【オーロンゲ】 LL ❌

vs【ボムドラパルト】 WW ⭕️

vs【バチュルバレット】 WLW ⭕️

vs【ボムドラパルト】 WLW ⭕️

vs【ブイズバレット】 LL ❌

vs【ボムドラパルト】 LWL ❌

vs【ブイズバレット】 WL- Tie

vs【サーフゴー】 WW ⭕️


CardRushProsに所属し、海外への挑戦も何度かした上での3度目の世界大会でしたが、Day2の舞台にすら届かずという結果でした。

最近周囲から直接言われることも多かったのですが、世界大会1年目から輝かしい結果を残したプレイヤーがたくさんいる中で、自分のプレイヤーとしての能力には多少疑問符をつけざるを得ない結果かなと思います。

そんなこと言っても仕方ないので、今後も挑戦し続けますけどね!

大会を通じてよかったこと


昨年よりも人とのつながりの輪が広がったなとは思いました

大会が終わってからも一緒にご飯にいったり、遊びに行ったり、次のレギュレーションに向けての対戦をしたり、そういった仲間ができて最終的には結構楽しい体験だったなと感じられています。

また、教える立場として関わったプレイヤーや、一緒に練習をしたプレイヤーが良い結果(本人たちは若干悔しそうにもしていますが)を残してくれたことも自分にとっては嬉しい出来事でした。

来シーズンに向けて


ポケモンカードに関する目標は一旦立てずに生きていこうと思っています。

現状どこをどう改善したら勝てるようになるのかあまり分析が進んでおらず、「単純に頭のスペックの差なのでは?」とすら感じているので、その他のことを頑張る中で、自分の根本的に弱い部分が何かしら改善したらいいな、くらいの感じで取り組む方が最終的な強さにもつながってくる気がしています。

ジュニア期に一切結果が出ずにポケモンカードから離れ、他のことを頑張って大人になってから結果が出始めたように、自分の中の何かしらが変わればいいなと思っています。


つまり、諸々の活動により誠心誠意取り組んでいきます!!

まとめ


以上、WCSの参加レポートと今後の抱負でした。

今後もポケモンカードの対戦・観戦に役立つ情報、それらをより楽しめるような情報などお届けできればと思っておりますので、何卒応援のほど、よろしくお願いいたします!


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