海外大型大会『NAIC」の注目デッキリスト解説!



こんにちは、ミワハルキです。 

今回は北米で行われた大規模な海外大会、「NAIC(2026 Pokémon North America International Championships)」の結果をもとに、注目のデッキリストをピックアップして解説していこうと思います!


デッキ① NAICマスター部門優勝:【しんじゅピッピガルーラ】



日本では《オーガポン みどりのめんex》《タケルライコex》、さらには《ナゲツケサル》《マシマシラ》《ロケット団のミミッキュ》と、幅広いポケモンを採用することで多くのデッキに対応するようにデッキが組まれている印ですが、こちらのデッキはシンプルな形で組まれていて、《メガガルーラex》《ニャースex》《ラティアスex》《リーリエのピッピex》などの必要なポケモンを過剰枚数投入していて、《ダークボール》でポケモンを持ってくることで、後攻1ターン目からワザが使いやすいようになっています。

リーリエのしんじゅ

速攻によるサイドのアドバンテージを《リーリエのしんじゅ》で守り切るような構成になっているかと思います。
【ドラパルト】にはめっぽう強く出られそうな構築で、特に「カースドボム」の進化ラインや《ジャミングタワー》が採用されていない構築にはかなり有利が取れそうな見た目をしています。

17戦中11戦【ドラパルト】とマッチしていたこともあり、やや後押しする結果にはなったでしょうか。

環境に少数いるデッキにはやや弱い印象ですが、スピードでイージーな勝ちが狙えるので、思ったよりは戦えるのかもしれません。

ダークボール

【Nのゾロアーク】や【イワパレス】には不利そうだなと思っていて、なんらかの対策は欲しそうですが、「強いカードは4枚!」といった考え方や、《ダークボール》の活用、メタカードの採用ではなく、広く通用する速攻という方向に尖らせた構築の方向性など、参考になる部分は多いと思いました。

特にBO3(2本先取)のゲーム性では「しっかりと勝てなくても、確率上勝ち切れればOK」となるので、海外大会や世界大会に挑戦するプレイヤーにとっては、こういう構築の仕方になれておくのも大事かなと思います!

ガチグマ アカツキex

個人的には《ガチグマ アカツキex》を一枚入れてあげると、最後にエネ加速+《ボスの指令》ができずサイドを詰めきれない展開が減りそうだなと思っています。

デッキ② NAICマスター部門準優勝:【クラハン型ボムドラパルト】



《クラッシュハンマー》と「カースドボム」の進化ラインが両方採用されたタイプの【ドラパルトex】です。
PJCSの頃から日本人でも使っているプレイヤーがいたのですが、海外では堂々の結果を残しました。

ハンディサーキュレーター

この構築では《クラッシュハンマー》の他に《ハンディサーキュレーター》が採用されていて、よりエネルギーを妨害しやすい構築になっています。

《マシマシラ》《危ない廃墟》《クラッシュハンマー》《バシャーモex》など、ミラーに強いカードを採用した構築が多い中で、「カースドボム」を使うタイプの【ドラパルトex】は、海外ではやや下火になっている印象でした。

一方で、【Nのゾロアーク】や優勝した【しんじゅピッピガルーラ】など、「カースドボム」が欲しくなる対面もあり、やや贅沢にカードを採用することで広い対面を見つつ「カースドボム」を採用した形が上位で結果を残しました。日本人最高位となったシマダダイチ選手も同型のデッキを使用しています。

単に安定感を落として贅沢カードを増やした構築ではなく、《ボスの指令》の3枚目や《ドラパルトex》の3枚目、《マシマシラ》の2枚目や《ふしぎなアメ》など、エネ破壊とボムラインが共存することで減らせるカードから効率的に枠を捻出しており、デッキの組み方が巧妙です。

ダークベルサビ組のしたっぱ

この構築にさらに《ダークベル》《サビ組のしたっぱ》あたりのカードを採用すると、より妨害性能が高く厄介なデッキになりそうだと思っています。

デッキ③ NAICマスター部門Top16&32:【Nのゾロアークex】



こちらは惜しくもトップカット進出はならなかったものの、2名の有名選手が共有し、Top16と32に進出した強力なデッキです。

NAICで活躍した《変化の書》が採用された【Nのゾロアーク】デッキです。
【Nのゾロアーク】デッキはその性質上、展開のためのドロー要員に加え、コピー先のNのポケモンをベンチに置いておく必要があり、レギュレーション変更で《フトゥー博士のシナリオ》を失ったことで、場に出ているポケモンで戦術が限定されてしまう側面がありました。

変化の書

このデッキでは《変化の書》を採用することで、Nのポケモンのワザのみならず、さまざまな悪ポケモンのワザと《マシマシラ》の特性「アドレナブレイン」を駆使して戦うことができるようになっています。

イベルタル

馴染み深いところでいうと、《イベルタル》はワザの「わしづかみ」でワザを受けたポケモンをにげられなくしてバトル場に縛ることができます。
自分の場にダメージを負ったポケモンがいる場合、そのポケモンを「わしづかみ」で削っていき、「アドレナブレイン」でダメージを乗せ替えることで、最終的に2体以上のポケモンを1ターンにきぜつさせるような動きも可能です。

メガアブソルex

《メガアブソルex》は上ワザの「デスピリオド」を使う運用がこのデッキでは多く、自分の場に《マシマシラ》2体と《メガアブソルex》を準備するなどして、ダメカンを相手のポケモンに6個乗せることで、残りHPに関係なく一撃できぜつさせることができます。

チョロネコドラピオン

そしてなにより特徴的なのが《チョロネコ》《ドラピオン》の2枚です。
《チョロネコ》はワザで悪ポケモンを3枚もってくることができる安定役、そして《ドラピオン》がマヒと反動ダメージで相手の場のポケモンを行動不能にし、一気にまとめてサイドを取れるオリジナリティあふれる組み込みです。

《Nのポイントアップ》で元からいた《Nのゾロア》《Nのゼクロム》にエネルギーをつけ、《変化の書》《スコルピ》に変化することで、その番に《ドラピオン》に進化して攻撃できます。

「ハザードテール」でどくとマヒにし、《マシマシラ》の「アドレナブレイン」で反動のダメージを返すことでまとめ取りを狙います。

《ドラピオン》《マシマシラ》2体が場に揃うと、いれかえがない相手にはそれだけで勝ちそうなくらい強力なコンボです。

デッキ④ NAICマスター部門Top4:【ガルーライワパレス】



こちらもアメリカの有名プレイヤーが使用したデッキです。ベンチのたねポケモンを呼び出せる《ルチアのアピール》を5枚目の《ボスの指令》のような役割で採用していたり、回復系のサポートが散らして採用されていたり、《ハンドトリマー》《ハンディサーキュレーター》など、気の利いたカードが何枚か採用されています。

イワパレス

《イワパレス》は警戒が薄れるとすぐに大会シーンの上位に出てくるので、要警戒のデッキだなと思います。

まとめ


いかがだったでしょうか。
今回は北米で行われた大規模な海外大会、NAIC(2026 Pokémon North America International Championships)の結果をもとに、注目のデッキリストをピックアップして紹介していきました!

大会シーンの中心はやはり【ドラパルトex】デッキですが、その周囲に環境をみて色々なデッキが入賞しているのがプレイヤーの工夫を感じさせる大会だなと思いました!

世界大会では【メガドリュウズex】デッキの参入もあり、より複雑な環境での大会になるので、これらのデッキがどのように形を変えていくのか非常に楽しみです!

それではまた次回の記事で!


この記事の注目カード

メガガルーラex

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ハンディサーキュレーター

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変化の書

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